アラート管理
特定の基準に満たない場合は、メールと作業オーダアラートでユーザに通知します。
Infor EAMのデータ(設備など)が指定した基準を満たさない場合に、ユーザに通知するメールと作業オーダアラートを作成します。システム上のデータを検索するためのグリッドを作成してから、アラート管理を使用して、結果を最小/最大設定と比較する必要があるかどうか、あるいは結果自体が電子メールや作業オーダをトリガするかどうかを決定します。
Infor EAMへインポートしようとしている冷却機用の計測値をモニタするために、アラート管理レコードを作成できます。たとえば、供給空気温度と排気温度の差が22度より大きく、冷水温度が46度より低く、冷水バルブの開きが50%より大きいかどうかをアラートレコードはモニターします。このような冷却機の基準を満たす場合には、ベルトの滑りやフィルタの詰まりなどの作業オーダが作成されます。
新しいR5ALERTDATAOBJテーブルを使用して、レコードをInfor EAMにインポートします。続いて[アラート管理]でレコードを分析し、偏差が発生したときにはアラートを作成します。R5ALERTDATAOBJは他のシステムからインポートされる、Infor EAM設備レコードに関するデータを分析するために特別に設計されたものです。このテーブルにアクセスするには、WebサービスまたはInfor EAM Import Utilityを使用します。R5ALERTDATAOBJでレコードが作成された後、グリッドデザイナでこのテーブルを使用してアラート管理グリッド検索を作成します。
[アラート]フォームでアラートを設定する前に、[グリッドデザイナ]フォーム上で使用中のアラート管理グリッドを作成します。｢グリッドの定義｣をご覧ください。