ユーザグループ
ユーザグループを設定し、組織内で同種のタスクを実行するユーザに同じ特権を与えます。システムでは、ユーザグループ間でヘッダおよび子情報をコピーできます。必要に応じて、ユーザグループを編集することもできます。
このシステムには、2つのユーザグループが設定されています。1つは、単一のユーザを含むR5ユーザグループで、もう1つはユーザを含まないR5EMPTYユーザグループです。R5ユーザグループには、データの設定、システムの設定、システム管理の設定など、すべての機能に対する完全なアクセス権があります。R5EMPTYにはアクセス権はありません。Infor EAMのインストール後、すぐにユーザパスワードを変更してください。このユーザにアクセスできるのは、システム管理者のみにしてください。
ユーザグループにユーザを設定した後、システム管理者はそのグループを削除できなくなります。定義済みのR5およびR5EMPTYユーザグループは、デフォルトのユーザグループとして使用しないことをInforは強くお勧めします。この2つのグループのメニューや承認は、システムのアップグレード中に置き換えられることがあります。
システムユーザグループを設定したら、ユーザグループに関連付けられたユーザを[ユーザグループ]フォームで確認します。
データ操作に関する画面レベルの許可を設定することもできます。ユーザグループの画面承認は、データベースセキュリティとデータの完全性を維持するために重要です。ユーザグループがアクセスできる機能を指定し、各機能の許可レベルを指定します。ユーザグループがアクセスできるWebサービスを指定し、各Webサービスの許可レベルを指定します。各ユーザグループで利用可能な画面フローを設定します。
次に、[ユーザグループ]フォームのメニューページでメニューを設定できます。ユーザグループのメニュー構造を作成することは、データベースのセキュリティとデータの完全性を確保する上で重要なことです。メニュー構造は3つのレベルを持つツリー構造で表示されます。メインメニューレベル、サブメニューレベル、および画面レベルです。メインメニューレベルには、最大で7つの項目を含めることができます。サブメニューレベルには最大で30の項目を含めることができ、各項目はフォルダと画面の組合せになります。画面レベルにも最大30の項目を含めることができますが、項目は画面のみです。
最後に、メニュー構造にプロンプトを関連付けるために、[ユーザグループ]のスキャナメニューページでスキャナメニューを設定できます。メニュー構造は3つのレベルを持つツリー構造で表示されます。メインメニューレベル、サブメニューレベル、およびDCプロンプトレベルです。