企業組織階層

Databridgeの企業組織階層を作成します。

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DatabridgeをInfor IONで使用できるように設定し、Infor IONを使用して社内の別のアプリケーションとの間で情報の送受信を行えるようにします。DatabridgeがInfor IONに対して中央で定義された組織構造を正しく特定し、処理できるようにする、企業組織階層を作成します。

DatabridgeInfor IONを使用して企業内の別のアプリケーションと情報を送受信し合うため、利用者はDatabridgeInfor IONの使用を構成する必要があります。これは企業組織階層を作成して、DatabridgeInfor IONに対して中央で定義された組織構造を正しく特定し、処理できるようにします。この企業組織階層は、[企業組織階層]ページのDatabridgeに対して定義されます。

企業組織階層構造を作成して、中央で定義された組織コード構造を企業内のDatabridgeで処理できるように構成します。企業内にはさまざまなアプリケーションやシステムが配置されており、多くの場合、それぞれのアプリケーションが組織単位に関する独自の概念または定義を持ち、それがある種のコードで表されます。具体的には、EAMシステムでは組織コードがORG1-GVL、ORG2-ATL、ORG3-DETなどのように定義されていても、企業内で使用されている他のアプリケーションではGVL、ATL、DETのように定義されている場合です。当然のことですが、企業内(複数の事業体、グループなどにまたがる)の組織規則は、組織のビジネス方法、会計システム、アプリケーションなどによって確立される内部統制事項であり、したがって企業内で定義されるこれらの組織コードには違いがあります。

一方、Infor IONは、企業内で使用されているさまざまなアプリケーションの複数の組織コードを含む情報を送受信するため、IONはこれらの組織情報をすべて処理できる必要があります。したがって、ある種の集中定義された組織コード構造を作成して、Infor IONとアプリケーションに「共通の組織言語」を提供し、企業のアプリケーション間で送信される組織情報を処理する必要があります。Infor IONにはこのような共通組織言語が必要ですが、組織情報を受信したアプリケーションは、システムのビジネスロジックなどに基づいて情報を処理する方法を決定できます。アプリケーションは、XMLなどの機能を使用して、この共通組織言語をアプリケーションの言語に変換できます。