データベース接続プールサイズの調整

高い並行処理でDatabridgeを実行していると、EAMサーバインストール処理で設定されたデフォルトのデータベース接続プールサイズは典型的なDatabridgeの負荷に足りないかもしれません。Inforは、デフォルトのデータベース接続プールサイズを調整するよう強くお勧めします。

  1. Databridgeのインストールが完了したら、Databridgeサーバで、アプリケーションルートの下にdepconfigフォルダを入れます。
  2. depconfig\properties\external\config.ymlファイルを検索します。
  3. テキストエディタでconfig.ymlファイルを開いて、次のような情報が含まれるデータソースセクションを探します。
    datasources:
                                 tenant: <db-connection name>
                                  url: jdbc:oracle:thin:@SERVER1:PORT1:INSTANCE1
                                   driver: oracle.jdbc.OracleDriver
                                   user: <user>
                                   password: '</password>'
                                   min-size: 40
                                   max-size: 80
                                   idle-timeout-minutes: 1
                
  4. データソースセクションで、テナントの最小サイズと最大サイズを変更します。<min-size>の値を40に、<max-size>を80以上に設定ます。テナントが複数ある場合、各テナント特有の<db-connection>セクションでこれを繰り返します。
  5. ファイルを保存したら、depconfigフォルダにあるdeploy.bat(Windows)またはdeploy.shを実行してEAMアプリケーションサーバを再デプロイします。EAMサーバが起動していないことを確認したら、必ずデプロイコマンドを実行してください。
  6. depconfig\ewsconfig.xmlファイルは自動的に更新されます。