複組織セキュリティの有効化
複組織セキュリティ(MOS)を利用して、システムフォームのレコードレベルのセキュリティを組織に応じて確立します。フォームのレコードレベルのセキュリティを利用するには、まず各機能に関連付けられたエンティティに対してMOS機能を有効にします。
例:
システムユーザ「John」がInfor EAMのユーザグループ1とInfor EAMのユーザグループ2に関連付けられています。ユーザグループ 1は組織1と、ユーザグループ2は組織2と関連付けられています。ユーザグループ1は設備 フォームのフルアクセスの権限を持ち、ユーザグープ 2は設備 フォームの検索のみの権限を持ちます。システムユーザの「John」が[設備]フォームを開いて設備レコードを検索する場合、Johnがアクセスできる組織に関するレコードのみが表示されます。各レコードは、設備に関連付けられた組織の許可を保持します。したがって、設備の組織が組織1である場合、Johnはレコードに対してフルアクセスの権限を持ちます。また、設備の組織が組織2の場合、Johnが行うことができるのは、レコードを表示するだけです。