電子記録と電子署名の管理
データベースで発生するイベントの電子記録(スナップショット)を作成できます。スナップショットにより、他のデータベーステーブルに関連する情報を含むレコード全体が保存され、操作の進行に関する履歴情報を利用できます。たとえば、作業オーダヘッダのスナップショットには、ヘッダと関連するすべての活動の情報が含まれています。また、スナップショットを印刷したり、Adobe Acrobat PDFなどの外部形式にエクスポートしたりすることが可能です。
データベース内の情報の電子記録を作成する他に、特定のレコードのステータス変更を承認する電子署名を利用することもできます。電子署名はエンティティに関連付けられ、システムユーザが特定の基準に基づいてレコードのステータスを変更するときに、ID、パスワード、および理由(確認、承認、責任など)の入力が要求されます。
また、電子署名に証明書を関連付けて、署名を入力する際に証明書番号と証明書タイプを入力するように要求し、ステータス変更の適切な承認を容易にすることもできます。これは、連邦航空局(FAA)で必要とされます。FAAMODインストールパラメータは、電子署名のために証明書番号と証明書タイプを入力する必要があるかどうかを決定します。FAAMODが[オン]に設定されている場合は、[電子署名]ダイアログボックスに[証明書番号]と[証明書タイプ]が表示され、有効な証明書番号とタイプを入力してレコードに署名する必要があります。
「レコードへの署名」をご覧ください。