KPI構造の定義

KPI構造を定義して、KPI間の親/子関係を作成します。子KPIのスコアは、その親KPIすべてにロールアップされます。たとえば、親KPIを作成して、生産部門の1か月間の効率を測定する場合を考えてみましょう。親KPIを子KPIに関連付けると、子KPIのスコアは親KPIのスコアにロールアップされます。ある子KPIでは、生産ラインで1か月間に生産された製品単位数を測定します。別の子KPIでは、1か月の生産ラインの保全費用を測定します。

子KPIにはそれぞれ、重要性に応じて重みを割り当てる必要があります。また、1つの親KPIに割り当てられた子KPIすべての合計は、100に等しくなる必要があります。システムは親KPIにスコアをロールアップするとき、子KPIの重みに割り当てられた値を子KPIの標準スコアの計算に使用します。たとえば、親KPIのスコアを計算するときに、保全費用よりも生産単位数を重視するとします。この場合、生産単位数に70、保全費用に30の重みを付けます。

  1. [管理] > [スタートセンター設定] > [KPI設定]を選択します。
  2. 構造を定義するKPIを選択し、[]タブをクリックします。[総重量(100%の必要あり)]にすべての子KPIの総重量が自動的に入力されます。親KPIに関連付けられている子KPIが存在しない場合、[総重量(100%の必要あり)]には0が入力されます。

    子KPIを関連付けることができるのは親KPIだけです。KPIが親KPIであることを示すには、[KPIコード]フォームで[]を選択する必要があります。

    KPIの設定」をご覧ください。

  3. [子KPIを追加]をクリックします。
  4. 次の情報を指定します。
    子KPI
    親KPIの子KPIコンポーネントを指定します。
    重み(%)
    親KPIの[現在の値]と[通常値]を計算する際の、子KPI構成要素の重みを指定します。

    1つの親KPIに対して定義されたすべての子KPI構成要素の重みの合計は、100とする必要があります。

  5. [送信]をクリックします。