設備の定義

組織の資産、ポジション、システム、場所を設備として定義します。

削除できるのは、履歴または他の関連レコードがない設備レコードのみです。

GIS統合をご購入頂いた場合は、Infor EAM資産、ポジション、またはシステムを定義すると、ESRI GIS機能が自動的に定義されます。また[資産]、[ポジション]、あるいは[システム]フォームからGISマップの設備が表示されます。

設備レコードを定義する際、必要に応じて、米国食品医薬品局(FDA)のcGMP(Current Good Manufacturing Practices)基準の対象となるよう指定することもできます。システム構成によっては電子記録が作成され、cGMP設備で実行される全作業に署名が要求されます。詳細はシステム管理者にお問い合わせください。

設備プロファイルを用いて同じ設備レコードを素早く大量に作成します。

たとえば橋など、空間を占める設備の線状設備レコードを定義します。

必要に応じてVehicle Maintenance Reporting System(VMRS)を定義します。

部品や作業許可を設備に関連付けたり親子関係を設定するには、まず設備を定義します。

選択した設備が親に属している場合、その設備は親から場所を受け継ぎます。設備は複数の親に属することはできません。

設備が場所に直接関連付けられている場合、関係は自動的に従属したものになります。

資産、ポジション、システムでは、複数の親システムを持つことができます。従って、フォームの[詳細情報]ページでこの関係の設定や維持はできません。

設備レコードは機能全体の中でも中心的な存在であるため、[資産]、[ポジション]、[システム]フォームからは数多くの機能を直接実行することができます。機能には右クリックでアクセスします。次のテーブルをご覧ください。[資産]、[ポジション]、[システム]フォームから利用できる機能と、その使い方を説明した本書の箇所が一覧になっています。

右クリックオプション 以下のトピックをご覧ください
GIS機能を作成 『GISのInfor EAMユーザガイド』にある「GIS機能の定義(Infor EAM)」
GISマップを表示 『GISのInfor EAMユーザガイド』にある「設備レコードからGISマップの表示」
GIS属性表示 『GISのInfor EAMユーザガイド』にある「機能の識別(Infor EAM)」
WOを作成 一般作業オーダヘッダの定義」 と 「一般作業オーダ活動の定義」
設備を転送 組織間の設備の転送
線状設備検索 参照の検索
信頼性ランキング値を計算 設備ランキングの作成
不適合を作成 不適合の定義