場所の定義

場所は設備階層の最上レベルに位置し、そこには他の設備と同様、親や子とともに多くのサブレベルが存在します。たとえば施設は棟、フロア、レベルといった子に対する親になることがあります。

また場所には次の2つの意味があります。1つはボイラー室2にあるポンプといった、設備の物理的な場所を指します。もう1つはボイラー室2という場所で設備そのものを指します。設備は移動されるまでその場所を維持することにご注意ください。言い換えるなら、設備が同時に複数の場所に存在することはあり得ません。

子場所を設定する前には親場所を設定します。子場所が存在する親場所を削除することはできません。

場所を定義するには:

  1. [設備] > [場所]を選択します。
  2. [新しいレコード]をクリックします。
  3. 次の情報を指定します。
    組織
    複組織セキュリティを使用する場合、場所が属する組織を指定します。
    場所
    場所を識別する一意のコードを指定し、その右のフィールドに場所の説明を入力します。
    カレンダグループ
    場所のカレンダグループを指定します。[カレンダグループ組織]が自動挿入されます。
  4. [部門]、[クラス]、[コストコード]、[ペナルティ係数]、[最小の控除/通貨]、[親場所]を指定します。
  5. 次の情報を指定します。
    安全
    この場所で作業を実施する際に安全確認がある場合に選択します。
    使用中止
    場所が使用されていない場合はこのチェックボックスを選択します。
    予約カレンダ所有者リスト
    予約カレンダ所有者の承認リストを指定します。
    予約カレンダ所有者
    設備予約を編集できる予約カレンダの所有者を指定します。
    現在の作業スペース
    オプションで、この場所の現在の作業スペースを指定します。
    cGMP
    このチェックボックスは設備がcGMP基準に沿うことを示す場合に選択します。
  6. [レコードを保存]をクリックします。

    [安全]タブで確認を行うと、システムは[安全日確認必要]と[安全確認者]を自動的に挿入します。

    [作業許可]タブで確認を行うと、システムは[許可日確認必要]と[許可確認者]を自動的に挿入します。

    [ロックアウト/タグアウト]タブで確認を行うと、システムは[ロックアウト/タグアウト日確認必要]と[ロックアウト/タグアウト確認者]を自動的に挿入します。