参照を線状設備に追加

線状参照を線状設備レコードに追加します。線状参照は線状設備レコードに伴う点や線で、参照ポイントとして機能します。

2つの線状設備レコードが交差する場合は、その交差点を各設備レコードで線状参照として定義する必要があります。たとえばメイン通とワシントン通が交差するなら、ワシントン通の設備レコードにメイン通を線状参照として定義し、メイン通の設備レコードにはワシントン通を線状参照として定義します。両方の設備レコードで線状参照として交差点が定義されていない場合、設備の検索時に直線距離が正しく計算されません。

参照を線状設備に追加するには:

  1. 次のオプションのどれかを選択します。
    • [設備] > [資産]
    • [設備] > [システム]
    • [設備] > [ポジション]
  2. 線状参照を追加する資産、システム、またはポジションを選択し、[線状参照]タブをクリックします。[設備の長さ]とその右のフィールドに単位が自動挿入されます。
  3. [参照を追加]をクリックします。
  4. 次の情報を指定します。
    タイプ
    次のオプションのどれかを選択します。
    オプション 説明
    線形参照システム この参照が線状設備レコードを伴うポイント、線、あるいは設備を検索するための測定システムを表す場合は選択します。この一例が高速道路の距離標識です。
    関連設備 この参照が線状設備レコードと共に検索される設備を表す場合は選択します。この一例が高速道路の出口です。

    [線形概要]タブのマップに参照を表示する関連設備を指定する必要があります。

    [関連設備]を選択すると[設備]が有効になります。

    対象地点 この参照がシステム内の設備レコードには定義されていないものの、線状設備レコードに伴うトラッキングの重要ポイントを表している場合は選択します。この一例が道路標識です。

    参照タイプは、参照タイプコードを定義する必要があるLRTPエンティティにリンクされています。ご使用のシステム構成によっては、以下のコードはドロップダウンで表示されないことがあります。詳細はシステム管理者にお問い合わせください。

    クラス
    線状参照のクラスを指定します。線状参照を[線状概要]画面のマップに表示する場合は必須です。
    設備
    [関連設備]を[タイプ]として選択したときは、参照として追加する設備レコードを指定します。システムは該当する[参照説明]、[設備組織]、[地理的参照]を自動的に挿入します。
    参照説明
    参照の説明を指定します。
    最初のポイント
    参照を開始する線状設備レコードのポイントを指定します。
    最後のポイント
    参照を終了する線状設備レコードのポイントを指定します。
    地理的参照
    参照の地理的な参照ポイントを指定します。
    検査方向
    設備の検査が行われる一般的な方向を指定します。
    フロー
    処理フローが流れる一般的な方向を指定します。

    たとえば道路の進行方向、パイプ内をオイルが流れる方向などが指定できます。

    子に適用
    すべての子レコードに適用されるこのレコードの線状参照を維持するにはこのチェックボックスを選択します。
    ポイント参照
    線状参照がシングルポイントである場合、このチェックボックスを選択します。たとえば、トラッキング上の指示灯はある特定の場所に存在するポイント参照となります。チェックボックスをクリックすると、終了ポイントは開始ポイントと一致するよう更新されます。
    経路/行に適用
    オプションで、経路または通行権に線状参照を適用するには、このチェックボックスを選択します。
  5. [線状概要]タブのマップに参照を表示するときは、[概要に表示]チェックボックスを選択します。
  6. [送信]をクリックします。