予防保全スケジュールを設備に追加

資産、ポジション、あるいはシステムといった設備の予防保全スケジュールリスの表示や変更を、該当する設備フォームの[予防保全スケジュール]タブで行います。

設備レコードに新しい予防保全スケジュールを追加したり、期日を変更したり、既存の予防保全スケジュールを無効にしたり、設備の既存の予防保全スケジュールリストからスケジュールをそっくり削除したりします。新しい予防保全スケジュールを設備レコードに追加するとき、組織が共通でない場合は、[作業オーダ組織]はデフォルトで設備の組織になります。組織が共通なら、予防保全作業オーダを生成する組織を特定する必要があります。

予防保全改訂管理は、設備の予防保全スケジュールの関係を変更する際に予防保全スケジュールの新しい改訂が必要になるため、使用中にできません。予防保全改訂管理が使用中の場合は、[予防保全スケジュール]タブは情報提供の目的のみに利用することになります。

線状設備レコードの長さを編集する場合、インストールパラメータPMRVCTRLが[いいえ]に設定された時点で、関連付けられている予防保全レコードが自動的に編集される場合があります。新しい設備の長さが予防保全の長さの範囲内であれば、新しい設備の長さに基づいて、予防保全レコードの[終了ポイント]が自動更新されます。新しい設備の長さが予防保全の長さを超える場合は、予防保全レコードは更新されません。

  1. 次のオプションのどれかを選択します。
    • [設備] > [資産]
    • [設備] > [ポジション]
    • [設備] > [システム]
  2. 予防保全スケジュールを追加する設備を選択し、[予防保全スケジュール]タブをクリックします。
  3. [予防保全を追加]をクリックします。

    [作業オーダ組織]が自動的にデフォルト設定されない場合は、[作業オーダ組織]を指定してフォームの他のフィールドを有効にする必要があります。

    [最終作業オーダの日付]には、現在の予防保全作業オーダの[期日]が自動挿入されます。重複する予防保全作業オーダの場合は、最新の日付が表示されます。

  4. [予防保全]、[部門]、[場所]、[経路]、[WOクラス]、[コストコード]、[割当先]、[スーパバイザ]を指定します。
  5. 次の情報を指定します。
    実行間隔
    次の予防保全ルーチン作業オーダが生成されるまでの時間の間隔の長さを指定します。その後、右のフィールドで単位を選択します。
    期日
    最初の作業オーダの期日を指定します。

    後続する作業オーダの期日は、各作業オーダによって決まります。[予防保全スケジュール]タブで[期日]が更新されると、作業オーダの[期日]が最終の作業オーダの完了日以降に更新されます。最後の完了日以降の日付に到達するまで、間隔が[予防保全スケジュール]タブで指定した[期日]に追加されます。将来の期日は検証なしで受け入れられます。

    休止開始
    設備の予防保全作業オーダの休止期間を開始する日付を指定します。
    休止終了
    設備の予防保全作業オーダの休止期間を終了する日付を指定します。
    休止期間を再利用
    設備の予防保全作業オーダに指定した休止期間を毎年使用する場合に選択します。指定した[休止開始]と[休止終了]の日付は、設備の休止期間が経過した後の次回の日付に自動的に更新されます。また、指定した休止期間は、新しい予防保全設備レコードのデフォルト休止期間となります。
    テストポイント設定
    設備の校正用のテストポイント設定を指定します。

    作業オーダが校正作業オーダの場合、作業オーダが発行される際に、指定した設備レコードのテストポイントがその作業オーダにコピーされます。選択した[テストポイント設定]に関連するテストポイントがコピーされます。

    不適合を含む
    既存の不適合に対する再検査に新しい観察を含める場合に選択します。
    期限の不適合のみ
    検査の期限がある不適合に作成された新しい観察のみ含める場合に選択します。

    検査官からは作業オーダにあっても検査の期限に至らない不適合が見えなくなります。検査官は、検査中リストになかった不適合を見つけたら、混乱して不適合を複製してしまうかもしれません。

    予防保全タイプ
    次のオプションのどれかを選択します。
    オプション 説明
    固定 前回の予防保全の当初の期日や予定計測値など、固定されたスケジュールに基づいて予防保全を発行する場合に選択します。
    変数 前回の予防保全の完了日や計測値など、変動するスケジュールに基づいて予防保全を発行する場合に選択します。
    重複 複数の予防保全作業オーダを同時に開くことができるようにする場合に選択します。

    予防保全タイプに[複製]を選択すると、予防保全作業オーダに対して、予防保全設備が一度に持つことができる作業オーダは1つだけという規則に例外を設けることができます。

    終了日
    新しい予防保全作業オーダの生成を中止する日付を指定します。
    メータ間隔
    予防保全を実行する頻度を示す時間間隔の長さと、そのメータ間隔の単位を指定します。
    メータ期日
    最初の作業オーダの次回計測期日を指定します。

    各作業オーダによって、次の作業オーダの次期計測予定値が決定します。[予防保全スケジュール]タブで[メータ期日]を更新すると、作業オーダの[メータ期日]が、最終の作業オーダの完了日以降の計測予定値に更新されます。計測予定値が完了した最後の作業オーダの測定値より大きくなるように、[設備]タブで指定した[メータ期日]に間隔が追加されます。将来の計測予定値は検証なしで受け入れられます。

    メータ#2間隔
    予防保全を実行する頻度を示す時間間隔の長さと、そのメータ間隔の単位を指定します。
    メータ#2期日
    最初の作業オーダの次回計測期日を指定します。

    予防保全はメータ間隔1以上で指定します。たとえば[メータ間隔]に従って3,000マイル毎にトラックのオイルを交換し、同じトラックで[メータ#2間隔]に従って720時間の走行後にもオイルを交換します。[メータ#2間隔]の値を指定するには、メータ間隔の値を指定する必要があります。

    実行日
    設備に作業を実行する週と曜日を指定します。たとえば、第二木曜日などです。1か月が第5週まである月の場合は[最後]を選択します。期日は月の最後の週にデフォルト設定されます。

    [実行日]は重複する予防保全にのみ使用でき、日次や週次の頻度には使用できません。

  6. 線状参照詳細の情報を指定します。
  7. [送信]をクリックします。