組織間の設備の転送

複組織セキュリティを使用する場合は、企業内の組織間で設備を転送します。

設備レコードを転送できるのは、システムの[ステータス]が[インストール済]の場合のみです。他の[ステータス]では設備レコードは転送できません。また、次の基準と一致する設備レコードも転送できません。

  • フラグ設定が[使用中止]
  • 変更通知と関連付けられている
  • システムの[ステータス]が[作業依頼]または[発行]の作業オーダを持つ
  • システムの[ステータス]が[省略]または[実行待ち]の作業オーダを持ち、これに処理中の購買オーダ、購買要求、または倉庫で保留されている品目がある
  • 設備階層内に親レコードを持つ
  • 2番目の親レコードのある子レコードを持つ
  • 異なる組織に属する子レコードを持つ
  • 非優先の予防保全作業オーダを持ち、[予防保全改訂管理]が有効
  • 新しい組織にすでに存在する子設備レコードを持つ
  • 新しい組織にすでに存在するが、その子は存在しない
  • 新しい組織にすでに存在し、システムの[ステータス]が[購買待ち]、[インストール済]、または[倉庫内]

設備階層内に子レコードが存在する設備レコードは転送できます。ただし子設備レコードは前述の同じ基準に適合する必要があります。