設備転送について
組織間で設備レコードを転送する際にシステムが従う以下の処理規則のリストをご覧ください。
- システムの[ステータス]が[回収済]の転送元組織で設備のレコードが維持され、設備レコードが[使用中止]とフラグ設定され、設備レコードの[転送日]が自動挿入されます。
- 子設備レコードが転送され、新しい組織で設備階層が保持されます。
- イベントタイプがATTの転送元の組織とイベントタイプがATFの新しい組織の両方に転送のイベントレコードが作成されます。転送元の組織で設備レコードのイベント履歴が維持され、このイベント履歴が新しい組織の設備レコードにコピーされます。
- 為替レートが存在する場合、転送元の組織の通貨から新しい組織の通貨に通貨ベースのフィールドが自動変換されます。
- システムの[ステータス]が[実行待ち]または[省略]の転送設備に関連付けられた予防保全作業オーダは完了になります。組織転送のため自動的に完了したことを示すコメントが作業オーダに追加されます。
- [資産]、[ポジション]、または[システム]フォームの[減価償却]ページで定義された減価償却設定データが自動的にコピーされ、設備レコードの[設置日]に基づいて新しい組織での設備レコードの減価償却が再計算されます。
- 参照されるシャットダウンリストから転送済みの設備レコードが削除されます。
[資産]、[ポジション]、[システム]フォームの[詳細情報]ページで定義された設備情報が新しい組織の設備レコードに自動的にコピーされます。
注
コピーされるのは設備レコードの新しい組織内で有効な情報のみです。設備レコードに新しい組織では有効でない情報が含まれている場合、無効な情報はコピーされずに転送が完了します。
該当する場合、転送中にコピーされた追加データに関する以下のリストをご覧ください。
- アドレス
- 校正データ([次の校正日]を除く)
- コメント
- カスタムフィールド
- 減価償却設定データ
- 書類
- モニタ設備の設備詳細
- 論理メータ
- 関連部品
- 作業許可
- 共通組織に属する物理メータ
- テストポイントデータ
- 翻訳
- 保証
転送時、設備レコードに関連付けられたデータには自動的にコピーされないものがあります。新しい組織で設備レコードにコピーされないデータは、次のリストをご覧ください。
- 勘定詳細
- 電子署名
- 電子記録
- 監査追跡情報
- 予防保全レコード
- 検査データ
- 特定組織に属する物理メータ