減価償却方法と1日当りの減価償却費の計算について
カレンダ年が常に365日とは限りません。閏年の366日もあります。そのため、期間減価償却費や簿価の計算には、1 日当たりの減価償却費を算出する必要があります。
選択した減価償却方法に基づいて年間減価償却費が計算され、次の式から1日当たりの減価償却率が算出されます。
1 日当たりの減価償却率 = 年間の減価償却率 / その年の日数
[資産]、[ポジション]、または[システム]フォームの[減価償却]ページで、年間減価償却費の計算に使用する減価償却方法を指定します。
「減価償却費データの入力」をご覧ください。
資産の減価償却方法が4種類用意されています。定額法、級数法、二倍定率法、生産高比例法です。
注
システムのデフォルト減価償却方法はインストールパラメータASDEPTYPで指定されますが、減価償却方法は組織レベルや設備レベルでも設定することができます。組織レベルで設定する減価償却方法は、インストールパラメータASDEPTYPの設定より優先されます。設備レベルで設定する減価償却方法は、ASDEPTYPの設定、組織レベルで指定した減価償却方法のどちらよりも優先されます。