外部修理するコアトラッキング部品の修理詳細の作成

外部で修理するコアトラッキング部品に対する修理詳細を作成します。外部修理は、部品を修理する仕入先に発行した外部修理要求を使って始まります。[購買要求を生成]フォームで外部修理要求の生成を選択すると、システムは、入力した修理詳細に対する在庫部品に[コア数量]の指定があるか確認します。指定がある場合、システムはその部品に指定した修理詳細に基づき、コアトラッキング部品に対する修理要求を生成します。

選択した倉庫で修理詳細から部品の在庫レコードが更新されます。

外部修理するコアトラッキング部品の修理詳細を作成するには:

  1. [機材] > [部品]を選択します。
  2. 修理詳細を作成する部品を選択し、[修理詳細]タブをクリックします。
  3. このコアトラッキング部品に対し、修理詳細を作成する倉庫を選択します。
  4. 次の情報を指定します。
    外部修理
    外部の仕入先に部品を送って修理してもらう場合に選択します。
    注

    修理詳細を[外部修理]として保存した後で[内部修理]を選択すると、次に進むかどうかを確認するメッセージが表示されます。次に進むよう選択すると、システムは[優先仕入先]、[リードタイム(日数)]、[最小修理数量]をクリアします。システムが[WO設備]、[部門]、[標準WO]を有効にします。

    [倉庫]タブで[コア値]に入力した値が自動挿入されます。

    デフォルトコア棚
    壊れたコアトラッキング部品を返品するデフォルトコア棚を指定します。

    [デフォルトコア棚]の指定があるとき、部品を修理用に返品できるどのフォームからでも壊れたコアトラッキング部品を修理に戻すと、システムがその部品を指定された棚の場所に返します。

    注

    Inforではコアトラッキングデータの管理に必要な手作業を減らすために[デフォルトコア棚]機能のご利用をお勧めしています。修理詳細で[デフォルトコア棚]を指定することにより、実際に部品を修理に発行/返品する際に、壊れたコアトラッキング部品を返品する棚場所を手入力する作業を減らすことができます。

    優先仕入先
    修理要求を生成する対象の優先仕入先を入力します。
    リードタイム(日数)
    コアトラッキング部品のリードタイムを日数で指定します。要求された日付(システム日付)に指定したリードタイムが加えられ、修理に必要な追加のリードタイムが判別されます。
    最小修理数量
    コアトラッキング部品に対して修理要求生成のトリガがかかる修理の最小数量を指定します。
    自動割当
    修理可能コア作業オーダまたは修理要求を生成するとき、指定の[デフォルトコア棚]から修理用の部品を自動的に割り当てる場合に選択します。

    [自動割当]を選択したとします。 修理作業オーダまたは修理要求を生成するとき、システムは指定の[デフォルトコア棚]から[修理数量]の部品数を割り当てようとします。[デフォルトコア棚]に修理する部品がある場合、まずその棚場所から部品作業オーダや修理要求に自動的に割り当てられます。システムが[デフォルトコア棚]にある全修理部品を割り当てたか、またはその棚に部品がない場合は、他の棚場所で作業オーダ、修理要求に割り当てる部品がチェックされます。

    注

    コアトラッキング部品の割当処理は、部品を修理に置く場所ではなく、部品が修理用に取り出される棚場所を示します。

  5. [送信]をクリックします。
    注

    価格決定方法がLIFO/FIFOで、インストールパラメータRPPRCCALの設定が[いいえ]のときは、内部修理価格が保護され、[R5FIFO]テーブルにその部品の基本価格が記録されます。