仕入先情報の定義と管理
大きな管理組織は多くの仕入先と取引があります。部品、設備、サービス、レンタル、事務用品などさまざまな仕入先があります。[仕入先]フォームは、仕入先ネットワークの設定用の主要なフォームです。このフォームから仕入先のリストを作成し、特定の仕入先からの部品カタログを作成し、仕入先に対する担当者リストを作成します。また仕入先の住所を関連付けることもできます。
さらに仕入先階層を作成し、仕入先間の親/子関係を設定することもできます。仕入先階層を作成するとき、階層内の子に指定した仕入先を親仕入先に指定することはできません。また仕入先が複数の親仕入先を持つことや、階層内で自らが自分の親仕入先になることもできません。例を挙げてみましょう。AMG INC、HARTFORD BOILERS、SOUTHEASTERN の3つの仕入先の記録を作成します。仕入先階層を作成するためHARTFORD BOILERSとSOUTHEASTERNの親仕入先としてAMG INCを選択します。HARTFORD BOILERS、SOUTHEASTERNはAMG INCの子に指定されているため、他の仕入先階層でも親仕入先としては選択できず、また、他の階層の仕入先の子にも指定できません。
仕入先情報を定義した後は、必要に応じて仕入先や仕入先カタログの情報を更新できます。ただし仕入先レコードや仕入先カタログのレコードがシステム内の別のレコードと関連付けられている場合、こうしたレコードは削除できません。