在庫情報の管理

在庫は倉庫(または同じ会社内の倉庫グループ)にある品目の基本情報です。在庫は部品のサブセットと考えられます。つまり在庫にある品目はすべて部品ですが、すべての部品が在庫というわけではありません。在庫とは保留品目のリストです。部品リストは外部ソースから購買可能な品目、あるいは通常は保管されていない品目のリストです。

倉庫を部品と関連付けて部品の自動追加発注情報を入力することができます。在庫品目の追加発注方法を考えてみましょう。在庫単位は個別でも、購入単位は品目、箱、総価格に基づいて決定される場合もあります。ある品目の最大レベルが20、ユーザの最小レベルが10、追加発注は箱(24個入り)で行うとなると、レベルを調整する必要があります。

仕入先のリードタイムを考えてみましょう。60日ごとに追加発注される在庫品目もあれば、30日ごとに追加発注される在庫品目もあります。60日期間では追加発注の数量も増えるかもしれません。また処理に時間のかかる品目もあり、追加発注数量を増やして在庫数を確保する必要が出る場合もあります。

部品の在庫補充方法を指定します。在庫方法の設定には最小/大、追加発注レベル、オンデマンドがあります。

在庫の価格決定方法としてLIFOまたはFIFOを使用する場合、在庫の受領処理ごとの単位価格が記録され、その後の在庫処理はそれぞれ適切な単位価格で記録されます。

時間に基づく在庫評価について(LIFO/FIFO)」をご覧ください。