ピックチケットの部品を発行/返品に追加
ピックチケットにある部品を[発行/返品部品]フォームの発行/返品に追加します。部品を発行するためのピックチケットのステータスは必ず[承認済]です。またピックチケットが使えるのは、それが作成された作業オーダか設備でのみす。
発行ヘッダに[ピックチケット]を入力すると、システムは[処理詳細]の[ ]ハイパーリンクを有効化し、ピックチケットの部品が発行に追加できるようにします。追加する部品を選択したり、発行に追加する部品の[棚]、[ロット]、[処理数量]を変更することができます。
インストールパラメータPICKONCEの設定によって、同じ[WO活動]の複数の処理に対してピックチケットの部品を発行できるかどうかが決まります。PICKONCEの設定が[はい]のとき、[WO活動]に対するピックチケットの発行処理がすでに存在すると、発行ヘッダに[WO活動]の[ピックチケット]は自動入力されなくなります。この場合は[ピックチケット]検索からピックチケットを選択することもできません。[PICKONCE]を[いいえ]に設定すると、[WO活動]の複数の処理で同じピックチケットを再利用できますが、システムが取得する発行処理向けの部品は、未だ発行されていない部品のみです。
ピックチケットに指定された[要求数量]より多くの部品を発行できるのは、部品の[利用可能数量]が十分にある場合のみです。
ピックチケットがすべて発行され返品も完了すると、ピックチケットのステータスは[処理済]に設定され、たとえPICKONCEの設定が[いいえ]も、そのピックチケットは使用できなくなります。
ピックチケットの部品が資産としてトラッキングされる場合は、[利用可能数量]に関係なくピックチケットの各資産部品が別々の明細に入力され、[処理数量]に1が自動的に入力されます。
ピックチケットの部品を発行に追加するには: