部品情報の表示と変更

必要に応じて部品情報の表示や修正を行い、部品の再評価価格情報を指定します。

特定部品のデフォルトの[価格タイプ]を変更したり、部品の平均、最終、および標準価格情報を更新することができます。ただし更新ができるのはインストールパラメータPRICELEVの設定がPの場合で、部品の[平均価格]、[最終価格]、[標準価格]に限ります。[価格タイプ]の設定はデフォルトでPRICETYPの指定値ですが、個々の部品のデフォルト価格は必要に応じて更新や指定ができます。

PRICELEVがSのとき、価格の設定や更新は必ず[部品]フォームの[倉庫]ページで行います。PRICELEVがPなら、価格は必ず[部品]フォームの[詳細情報]ページで設定され、更新されます。ただし複組織セキュリティ(MOS)を使用し、PRICELEVがPの場合、部品価格の設定や更新は[部品]フォームの[価格]ページで行います。

部品の価格情報の再評価はインストールパラメータPRICETIMの設定に従って、部品の受領または請求書のどちらかを承認したときに計算されます。インストールパラメータPRICETYPも部品の再評価の計算に影響します。このパラメータはシステムで倉庫機材の価格を平均、最終、または標準価格に基づいて設定するかどうかを指定します。

部品の平均、最終、または標準価格に指定された価格情報を更新すると、それが部品の基本価格にコピーされます。これは部品の全処理で基本となる部品の価格です。

注

価格情報を更新するとき、倉庫に在庫の部品がない場合や、更新によって部品の基本価格に影響がない場合、部品の在庫処理は記録されません。

部品レコードは必要に応じて削除します。ただし次のような場合、部品レコードを削除することはできません。

  • 部品記録が設備と関連付けられている
  • 部品が在庫に記録されている
  • 部品がピックチケットで使用されている
  • 部品が購買要求に参照されている
  • 倉庫処理が実行されている
  • 部品が割り当てられているか、予約されている

部品情報を表示し、修正するには:

  1. [機材] > [部品]を選択します。
  2. 部品のリストを表示し、次に表示または修正する部品が含まれている行をダブルクリックします。
  3. 部品情報は必要に応じて表示し、修正します。
    注

    [資産でトラッキング]は、部品と関連付ける資産またはプロファイルがないときにのみ、選択を解除できます。

  4. [レコードを保存]をクリックします。