公共料金請求書の定義

公共料金の情報を請求伝票ヘッダ用に作成し、編集します。[公共料金]ページでコストが請求伝票ヘッダに適用され、料金やエネルギー消費の日次レートを計算することができます。

請求伝票に公共料金を定義するには:

  1. [購買] > [請求伝票]を選択します。
  2. 公共料金を適用する非PO請求伝票を選択し、[公共料金]タブをクリックします。
  3. [公共料金を追加]をクリックします。[明細]は自動挿入されます。
  4. 次の情報を指定します。
    公共料金の発生元
    公共料金の発生元オブジェクトを指定します。[公共料金の発生元]とは公共料金が記録されるレベルを示し、通常はビルのレベルです。[公共料金の発生元組織]と[測定単位]が自動挿入されます。
    メータ
    公共料金のレベルのオブジェクトに付いているメータを指定します。[メータ組織]が自動挿入されます。
    品目分類
    電気やガスなど、消費されるエネルギーのタイプを表す品目分類を指定します。
    測定単位
    公共料金の使用量の測定単位を指定します。
    周期
    公共料金の作成周期を指定します。
    レートコード
    公共料金を課金するレートのコードを指定します。
    修正係数
    修正係数の数値を指定します。[修正係数]とは、使用量を正確に算出するために公共料金の会社が設定する値です。この値は公共料金レートの計算で乗数として使用されます。
    開始日
    請求期間の開始日を指定します。[終了日]には同じ日付が自動挿入されます。
    終了日
    請求期間の終了日を指定します。
    計測開始値
    公共料金期間の開始時点での計測値を指定します。

    [開始計測値]をクリアすると[終了計測値]も自動的にクリアされ、逆もまた然りです。この2つのフィールドをどう変更しても[使用量]は調整されません。

    計測終了値
    公共料金期間の終了時点での計測値を指定します。

    [使用量]がNULLで[開始計測値]はNULLでないときに[終了計測値]を指定すると、[使用量]=[終了計測値]-[開始計測値]による値の自動挿入が起こります。

    使用量
    公共料金期間での使用量を指定します。[使用量]を指定したときに[計測開始値]がNULLでなかった場合、システムは[終了計測値]=[開始計測値]+[使用量]から自動的に値を挿入します。
    請求合計額
    公共料金期間でのコスト金額を指定します。[通貨]は自動挿入されます。
    乗数
    メータ計測値から使用量を求めるための乗数を指定します。この値は公共料金レートの計算で乗数として使用されます。
    メータタイプ
    公共料金請求期間に使用するメータのタイプを選択します。
    オプション 説明
    エネルギーと需要 キロワット時(KWh)、キロワット(kW)を測定
    無効エネルギー 無効エネルギー量(kVARh)を測定し、力率95%未満を請求
    エネルギー、需要、力率 キロワット時(KWh)、キロワット(kW)、無効エネルギー量(kVARh)を測定
    ピーク時の需要
    公共料金の請求期間でピーク時の需要を指定します。ピーク時の需要の測定単位は自動挿入されます。
    請求需要
    公共料金の請求期間に請求された需要レートを指定します。
    力率(%)
    公共料金の請求期間の品目分類の力率をパーセントで指定します。
    サービス料金
    公共料金の請求期間の月額サービス料金を指定します。[通貨]は自動挿入されます。
    単位料金
    単位料金、または公共料金請求期間にレートコードで請求されたレートを指定します。[通貨]は自動挿入されます。
    ロード係数
    公共料金の請求期間のロード係数を指定します。
  5. [送信]をクリックします。