作業許可の定義

設備や場所、カテゴリ、予防保全スケジュール、標準作業オーダ、作業オーダに安全と許可の情報をリンクする許可を定義します。たとえば制限された場所で溶接作業をする場合は「火気使用」許可、作業員がタンクや船内など閉ざされた生産スペースで作業しなければならない場合は「狭隘空間進入」許可、作動用電源供給から設備を切り離す場合には「ロックアウト/タグアウト」許可を定義します。

許可に関連付ける前に、まず設備、場所、カテゴリ、予防保全スケジュール、標準作業オーダと作業オーダを定義しておきます。作業許可の必要な情報と指示は、[作業許可本文]ページに記載します。

作業許可を定義するには:

  1. [作業] > [作業許可] > [作業許可]を選択します。
  2. [新しいレコード]をクリックします。
  3. 次の情報を指定します。
    組織
    複組織セキュリティを使用する場合、作業許可が属する組織を指定します。
    作業許可
    作業許可を識別する一意のコードを指定し、その説明を右のフィールドに入力します。ここを空欄にすると、システムが識別するコードを割り当てます。
    ステータス
    たとえば作業許可が完了していない場合は[未完了]など、作業許可のステータスを選択します。
    クラス
    作業許可のクラスを指定します。表示されるクラスはPERMエンティティに属します。[クラス組織]が自動挿入されます。
    作業許可証を自動生成
    作業許可を自動生成する場合に選択します。
    作業許可証タイプ
    実施を許可する作業のタイプを選択します。たとえば閉鎖空間で作業を行い、完了しなければならないときは、[狭隘空間進入]を選択します。
    作業タイプ
    作業許可で実施する作業のタイプを選択します。
    優先順位
    作業許可で実施する作業の優先順位を選択します。
    リスク
    組織に対して潜在する作業許可のリスクを選択します。
    ロックアウト/タグアウト必須
    ロックアウト/タグアウトが必要な場合に選択します。
    分離タイプ
    リスクや怪我を伴わずに作業を行うため、給水バルブなどの設備をエネルギー源から分離または接続解除する分離のタイプ、方法を選択します。
    確認必要日
    作業許可の確認が必要となる日付を指定します。
    使用中止
    選択すると、作業許可は[作業許可]検索には現れなくなります。
  4. [レコードを保存]をクリックします。
    [作成者]と[作成日]が自動挿入されます。

    [作成者]と[作成日]が自動挿入されます。新しい作業許可の改訂版を作成するには、新しい改訂を作成する作業許可レコードを選択し、[新しい改訂を作成]をクリックします。