社員の賃金レートの定義

社員の賃金レートを定義し、社員ごとに特定の時間当り支払レートを設定します。社員のレートは、社員の経験や研修などのレベルに基づいて定義できます。このため、指定した職能に属している社員の支払レートが、同じ職能に属している他の社員の支払レートと異なる場合があります。

社員コードを定義する場合は、社員に対して[職能]を指定する必要があります。

社員コードの定義」をご覧ください。

作業をスケジュールする場合は、社員や職能への作業の割当を選択できます。作業に時間が記録されると、社員または職能に定義した時間当りの給与レートに基づき、該当する作業オーダ、資産、またはプロジェクトの労働コストが計算されます。したがって時間を記録する場合、実施する作業の労働コストは、社員と職能のどちらに定義したレートを基にすることも可能です。

社員の賃金レートを定義するには:

  1. [作業] > [設定] > [社員]を選択します。
  2. 賃金レートを定義する社員を選択し、[レート]タブをクリックします。
  3. [レートを追加]をクリックします。
  4. 次の情報を指定します。
    組織
    複組織セキュリティを使用する場合、レートが属する組織を指定します。
    時間タイプ
    この作業の作業時間タイプを指定します。たとえば通常勤務時間には[N]、時間外勤務時間の場合は[O]を入力します。リストされる値はOCTPエンティティに属します。
    部門
    このレートに関連付ける部門を指定します。レートを全部門に適用するときは*を入力します。
    時間当りレート
    この社員に対する時間当りレートを指定します。
    開始日
    このレートを適用する開始日を指定します。

    同じ時間タイプ、部門、組織の組合せの日付を重複させることはできません。たとえば同じ保全部門ORG1で時間外の[時間タイプ]に2004年1月1日から同年12月31日までの[時間当りレート]20と、2003年5月1日に開始する時間外の[時間タイプ]の[時間当りレート]30を指定することはできません。

    終了日
    レートの適用が終了する日付を指定します。

    [終了日]は[開始日]と同じかそれ以降とする必要があります。

  5. [送信]をクリックします。