資格と社員コードとの関連付け

資格と社員コードを関連付け、人事で資格を設定します。社員に資格を関連付けることで、社員が作業を遂行する資格を所持しているかどうかを確認するための基準を設定できます。資格は[資格]フォームで定義します。

資格の定義」をご覧ください。

資格を定義したら、その資格を社員レコードと関連付けて、資格に関する詳細情報を追加することができます。この詳細情報には、社員が資格に対して必要な研修コースを完了したかどうか、生涯教育単位(CEU)、コースのコスト、社員の証明書/資格の有効期間、社員の資格が現在有効か期限切れかを検証する日付が含まれます。

インストールパラメータWOQUALで作業に対する資格制限を設定している場合、社員が資格に必要な研修コースを完了していなかったり、その社員の証明書/資格が期限切れだったり、または何らかの理由によってその社員を資格停止にしていると、資格が必要な作業に対して、その社員のスケジュールを設定することはできません。

資格を研修レコードとして定義し、資格制限に対してトラッキングする必要のない、社員が受けたジョブに関する研修レコードを作成することもできます。

資格を社員コードと関連付けることによって、現在の資格レコード、古い資格レコードや期限切れの資格レコード、その後の資格レコードに対する資格再付与を管理するための資格履歴を作成することも可能です。特定の資格レコードに再度資格を付与する場合は、単に既存のコードの新しい資格日を入力するか、既存の資格と同じコードを持つ新しいレコードを入力します。ただし資格再付与の資格取得日は新たに入力する必要があります。

資格を社員コードと関連付けるには:

  1. [作業] > [設定] > [社員]を選択します。
  2. 資格を関連付ける社員を選択し、[資格]タブをクリックします。
  3. [資格を追加]をクリックします。
  4. 次の情報を指定します。
    資格
    社員に関連付ける資格を指定します。
    開始日
    資格の期間の開始日を指定します。
    期間
    資格の有効期間を指定し、その測定単位を右のフィールドで選択します。[開始日]と[期間]の入力値に基づいて社員の資格が失効する日が算出され、その日付が有効期限日に挿入され[有効期限日]には適切な日付が挿入されます。[期間]に値を入力しないなら、資格の[有効期限日]を手作業で指定する必要があります。

    システムは資格の[開始日]と[有効期限日]に基づいて、資格が現在有効かどうかを検証します。資格が現在有効な場合は[有資格]が選択されます。資格が期限切れか現行でないと、[有資格]は自動的に選択を解除されます。

    [一時的に資格停止]を選択しても、[有資格]の選択は解除されます。必要に応じて社員の資格を停止するには、[一時的に資格停止]を選択します。[一時的に資格停止]を選択すると、資格の[有効期限日]が上書きされ、有効期限が切れていない場合でも資格は無効になります。

    コメント
    資格に関するコメントを指定します。
    コース開始日
    コースの開始日を指定します。
    コース完了日
    コースの完了日を指定します。
    コースコスト
    コースのコストを指定し、その通貨を右のフィールドで選択します。
    完了
    社員がコースを完了したことを示す場合に選択します。
    証明書タイプ
    証明書のタイプを指定します。証明書タイプは証明書タイプのエンティティにリンクされます。このためには、[システムコード]フォームで証明書タイプコードをユーザコードとして定義する必要があります。
    証明書番号
    資格の証明書番号を指定します。
    時間数
    コースの時間数を指定します。
    教育単位数
    コースの継続教育単位数を指定します。
    目的
    コースの目的を指定します。
  5. [送信]をクリックします。