EMRSコードの定義

EMRSコードは以前、EAMアプリケーションではVMRSコードと呼ばれていました。

米国トラック運送協会のVehicle Maintenance Reporting System (VMRS)とは、運輸業界での設備や保全のトラッキングに使用される一連のコードです。VMRSは「汎用言語」を提供しているので、保全社員、管理者、仕入先、製造元などさまざまな社員たちの意思疎通がより簡単かつ正確になります。データベースには全コードキーの値がインストールされています。

EAMは全設備を含めるために機能を拡張しました。アプリケーション内にある車両用のVは設備用のEになりました。ATAコードを参照すると、コードは引き続きEAMアプリケーションに存在しますが、EMRSコード画面にコードが保存されるようになりました。

EMRSコードを定義する場合は、システムレベルでコードを定義してから、アセンブリレベルや構成要素レベルでコードを定義する必要があります。

  1. [作業] > [設定] > [EMRSコード]を選択します。
  2. [新しいレコード]をクリックします。
  3. 次の情報を指定します。
    説明
    EMRSコードの説明を指定します。
    システムレベル
    ブレーキ、フレーム、サスペンションなど、車両に関連付けられたシステムを識別するEMRSコード(コードキー31)を指定します。
    アセンブリレベル
    関連付けられたサブシステムを識別するEMRSコード(コードキー32)を指定します。使用できる値はシステムレベルのコードに基づいて決まります。
    構成要素レベル
    特定の構成要素や部品を識別するEMRSコード(コードキー33)を指定します。使用できる値はシステムレベルとアセンブリレベルのコードの組合せに基づいて決まります。
    アイコン
    ユーザコードの重要度を示すアイコンの色を選択します。
    アイコンパス
    アイコンに使用するイメージのURLパスを指定します。次で始まる有効なアイコンパス
    • [http://]
    • [//]
    • [\\]
    • [https://]
    使用中止
    指定したEMRSコード画面の検索で、標準的なサービス切れチェックを行う場合はこのチェックボックスを選択します。
    資材タイプ
    関連付けられた機材タイプを識別するEMRSコードを指定します。
    重要度
    関連付けられた重要度を識別するEMRSコードを指定します。
  4. [送信]をクリックします。