一般作業オーダヘッダの定義

[作業オーダ]ページの[詳細情報]タブで作業オーダヘッダ情報を指定します。

基本データが同じレコードの編集可能なコピーを作成するには、[詳細情報]タブで右クリックしてから[レコードをコピー]を選びます。

また[作業オーダ]ページから検査経路を作業オーダに関連付けることもできます。

フォームには折りたたみ可能なセクションが含まれています。

  1. [作業] > [作業オーダ]を選択します。
  2. [新しいレコード]をクリックします。
  3. 次の情報を指定します。
    組織
    複組織セキュリティを使用する場合、作業オーダが属する組織を指定します。
    作業オーダ
    右のフィールドに必要な作業の説明を指定します。レコードを保存した後には作業オーダ番号が割り当てられます。
    設備
    作業を実行する設備を指定します。

    [場所]レコードで選択されていれば、[安全確認]が選択されます。

    作業オーダに設備が追加され、保護されている場合は[多設備]が選択されます。

    タイプ
    次のオプションのどれかを選びます。
    タイプ 説明
    故障 設備の故障や不具合に対応する作業オーダ作成の場合に選択します。
    校正 校正作業オーダを作成する場合に選択します。
    予防保全 予防保全作業オーダを作成する場合に選択します。
    修理可能部品 修理可能部品の作業オーダを作成する場合に選択します。修理可能部品の作業オーダを作成するには、[修理部品]タブにその部品を追加しておく必要があります。
    標準WO 標準作業オーダを作成する場合に選択します。

    すでにリストにある作業オーダタイプはシステムの標準タイプです。ユーザ定義の作業オーダタイプを作成することもできます。

    部門
    部門を指定します。
    印刷
    作業オーダのバッチ印刷でこの作業オーダも印刷する場合に選択します。

    いったん作業オーダを印刷すると、自動的に[印刷済]が選択され、[印刷]は選択解除されます。

    ステータス
    次のオプションのどちらかを選択します。
    発行
    作業オーダを作成する場合に選択します。
    作業依頼
    作業依頼を作成する場合に選択します。

    [作業依頼]の[ステータス]を選択した場合、活動の定義や労働のスケジュール、労働記録などの前に、その作業依頼が承認され[発行]をステータスが割り当てられる必要があります。

    安全
    この作業が特別な安全上の注意を要する場合に選択します。
    保証
    設備が製造元の保証期間中の場合に選択します。
    従属物
    全子作業オーダが完了するまで作業オーダを終了しない場合に選択します。
  4. [線状参照詳細]の情報を指定します。
    最初のポイント
    そこから作業オーダを実行する線状設備レコードのポイントを指定します。
    参照説明
    [最初のポイント]の説明を指定します。
    地理的参照
    [最初のポイント]の地理的な参照を指定します。
    最後のポイント
    そこまで作業オーダを実行する線状設備レコードのポイントを指定します。
    参照説明
    [最後のポイント]の説明を指定します。
    地理的参照
    [最後のポイント]の地理的な参照を指定します。
    検査方向
    線状設備で検査を開始する方向を指定します。
    フロー
    たとえば185号線の線状設備レコード上を走る車は南北のフロー方向に移動中といった具合に、線状設備に沿って流れが移動する方向を指定します。
  5. [生産詳細]の情報を指定します。
    生産優先順位
    作業オーダに対する生産の優先順位を指定します。
  6. [作業オーダ詳細]の情報を指定します。
    場所
    作業を完了させる場所を指定します。
    クラス
    作業オーダのクラスを指定します。
    問題コード
    問題のタイプを識別するコードを指定します。
    親作業オーダ
    作業オーダの親作業オーダを識別するコードを指定します。これらのフィールドは自動的に入力されます。

    [重要度]は作業依頼の設備を識別します。重要度コードとリンクした[設備]を選択した場合のみ[重要度]は挿入され、変更することはできません。

    [予防保全コード]は作業オーダ生成の元になった予防保全作業オーダを識別します。[予防保全コード]が挿入されるのは、作業オーダが予防保全作業オーダから生成された場合のみです。

    [CN番号]は作業オーダの設備の変更通知番号を表します。

    [スケジュールセッション]は作業オーダの設備と関連付けられたMS Projectの計画セッションを示します。

    [顧客]は作業オーダの設備に関連付けられた資産管理顧客を示します。

    [プロパティ]は作業オーダの設備に関連付けられた資産管理プロパティを示します。

    [連絡者名]は問題を報告するために連絡してきた人の名前です。

    [拒否理由]は作業オーダが拒否された理由を示します。

    終了した作業オーダを再開すると、[再開]が自動選択されます。

    標準WO
    標準作業オーダがシステムライブラリに保管されている場合はそれを指定します。また標準作業オーダの活動が新しい作業オーダにコピーされます。標準作業オーダがテンプレートの場合、標準作業オーダでの定義に従って子作業オーダが作成されます。
    優先順位
    作業オーダの優先順位を指定します。
    コストコード
    作業オーダのコストコードを指定します。
    目標値
    作業オーダの予想最大コストを指定します。
    不具合コード
    設備の不具合の原因を指定します。
    作業コード
    問題を解決するために行われる作業を指定します。
    原因コード
    問題の原因を特定する原因コードを指定します。次のフィールドは自動的に入力されます。

    [経路]は設備がその一部となっている検査の経路を識別します。

    [検査ステータス]は設備がその一部となっている検査経路の現在のステータスを示します。

    ダウンタイムコスト
    設備の不具合で操業停止になったために生じたコストを指定します。
    ダウンタイム時間数
    設備の不具合で操業停止状態にあった時間数を指定します。次のフィールドは自動的に入力されます。

    [最終メータ計測値]には最後のメータ計測値、その右のフィールドには計測値の単位が挿入されます。

    [トリガイベント]は、作業オーダの設備に関連付けられたMS Projectの計画セッションを示します。

    作業オーダに関連付けられた契約がある場合や資産管理サービスモジュールで顧客料金を計算済みの場合は、[顧客契約]に値が自動挿入されます。

    作業オーダが予防保全から生成されたときは、[元の予防保全期日]が自動挿入されます。

    [顧客契約]には適宜、作業オーダに関連付けられたプロジェクト、設備、場所から値が挿入されます。作業オーダが顧客契約と関連付けられているかどうかが確認され、続いて顧客契約が作業オーダと関連付けられたプロジェクト(子プロジェクトを含む)と関連付けられているか、それから作業オーダの設備(+子設備)、最後に作業オーダの場所(+子場所)が確認されます。

  7. [コールセンター詳細]の情報を指定します。
    設備有用性
    設備の有用性係数を識別するコードを指定します。
    一時修正契約日
    不具合を一時的に解消する日を顧客に約束した場合はその日付を指定します。
    サービス機関
    サービス機関を指定します。
    サービスカテゴリ
    サービスカテゴリを指定します。
    最終修正契約日
    不具合を完全に解消する日を顧客に約束した場合はその日付を指定します。
    一時修正完了日
    一時的な修正を完了した日付を指定します。
    サービス問題コード
    サービス問題コードを指定します。
    作業先住所
    作業が依頼された住所または交差点を指定します。
  8. [活動]情報を指定します。
    活動
    作業オーダに関連付ける活動を新たに作成する場合は値を指定します。
    職能
    活動の実行に必要な職能を指定します。

    このページの活動セクションで[職能]、[予想時間数]、または[必要人数]を入力すると、この作業オーダに活動が自動作成されます。

    [職能]の値を削除すると、活動レコードも削除できます。

    タスク計画
    活動にタスク計画コードを指定します。
    機材リスト
    作業オーダに必要な部品を含む機材リストの機材リストコードを指定します。
    予想時間数
    活動を完了させるために必要な予想時間数を指定します。[残り時間数]には活動に予想される残りの時間数が自動挿入されます。このフィールドは作業オーダのライフサイクル期間中はいつでも更新できます。
    活動開始日
    活動終了日
    作業オーダに関連付けられた活動の開始日と終了日を指定します。
    必要人数
    活動を実行するために必要な人数を指定します。
  9. [スケジュール]情報を指定します。
    報告者
    作業を依頼する社員を指定します。
    報告日
    問題が報告された日時を指定します。

    インストールパラメータBOOKDATEの設定がオンの場合、[報告日]以前の日付に労働時間を記録することはできません。BOOKDATEがオフに設定されている場合は[報告日]に関する制約なしに労働時間を記録できます。

    時間の記録に関連した制約は次のリストをご覧ください。

    • [勤務日]が作業オーダの[報告日]より前になっていないかが確認されます。
    • 作業オーダの[完了日]に値があれば、それが[勤務日]と同日かそれ以降となっているかが確認されます。
    • [勤務日]が現在のシステム日時より後になっていないかが確認されます。
    • また[勤務日]が、作業オーダ活動の[開始予定日]と[終了予定日]で定義した日付範囲内にあるかが確認されます。
    割当者
    作業オーダを割り当てられたスーパバイザを指定します。
    作業担当者
    作業オーダの責任者を指定します。
    開始予定日
    終了予定日
    作業オーダの開始日と終了日を指定します。
    開始要求日
    終了要求日
    作業オーダの開始と終了に依頼した日を指定します。
    開始日
    作業オーダを実際に開始した日付を指定します。
    完了日
    作業オーダを実際に完了した日付を指定します。
    シフト
    作業の実行を依頼されたシフトを指定します。
    プロジェクト-予算
    作業オーダに関連付けるプロジェクトとプロジェクト予算を指定します。

    凍結されたプロジェクトや予算は選択できません。

    サービス依頼
    [サービス依頼]に値があれば、それは作業オーダに関連付けられたサービス依頼へのハイパーリンクです。番号をクリックすると、関連付けられたサービス依頼が表示されます。
  10. [レコードを保存]をクリックします。

    GISマップを表示し、作業オーダに関連付けるには、フォームで右クリックして[GISマップを表示]を選択します。

    作業オーダがGIS(地理情報システム)と統合した線状設備レコードに対するものなら、右クリックして[GISマップを表示]を選び、作業オーダのマップから[最初のポイント]または[最後のポイント]を調整します。

    作業オーダに顧客請求書(資産管理サービスの顧客契約用)を作成するには、右クリックして[顧客請求書を作成]を選択します。顧客契約と関連付けられた作業オーダの全顧客料金が計算され、顧客請求書レコードが生成されます。

    一般の作業オーダから標準作業オーダを作成して複製を簡単にするには、既存の作業オーダで右クリックし、[標準WOを作成]をクリックします。[標準WOを作成]ポップアップウィンドウが表示されます。[新しい標準WO]を指定し、続いてその説明を指定します。[組織]を指定し、[送信]をクリックします。

    作業オーダの進捗を表示するには、フォームを右クリックし、[イベントログ]を選びます。

    作業オーダの保証請求を作成するには、右クリックして[保証請求を作成]を選択します。

    [ステータス]が[未完了]の生産要求を作成するには、[作業オーダ]と[生産優先順位]を指定してからフォームで右クリックし、[生産要求を作成]を選択します。[ステータス]が[未完了]の生産要求が作成されます。

    [ステータス]が[承認済]の生産要求を作成するには、[作業オーダ]と[生産優先順位]を指定してからフォームで右クリックし、[生産オーダを作成]を選択します。[ステータス]が[承認済]の生産要求が作成されます。ERPは生産要求を取得します。