作業オーダ用に労働を記録

各作業オーダの活動で社員が働いた時間数を記録します。労働時間数は作業オーダを終了する前、または作業オーダの終了後に指定の日数を経過するまでなら記録できます。

時間を記録できるのは、活動を持つ作業オーダに対してのみです。

  1. [作業] > [作業オーダ]を選択します。
  2. 労働を記録する作業オーダを選択し、[労働を記録]タブをクリックします。
  3. [労働を追加]をクリックします。
  4. 次の情報を指定します。
    活動-職能
    労働時間を記録する作業を行う活動-職能を選択します。

    作業オーダにあって同じ職能を割り当てられた複数の活動を区別するため、作業の行われるタスクを選択することもできます。

    次の情報を指定します。

    • 社員
      時間を記録する作業を行う社員を指定します。複数の社員を選択できます。
    • 作業チーム
      時間を記録する作業を行う作業チームを指定します。

      作業チームの有効期限日が空欄なら作業チームに期限はありません。作業チームの有効期限日が現在の日付より前の場合、作業チームのレコードは表示されません。

    • 現在の作業チーム
      社員が時間数を記録する作業の実行を指定されていて、その勤務日に1つ以上の作業チームに割り当てられている場合、社員の記録済労働時間を適用する作業チームを指定します。

      このフィールドが入力できるのは、時間の記録時にユーザが社員を指定した場合のみです。[日付]フィールドに更新があると、このフィールドは更新されます。

    • 部門
      活動が行われた部門を指定します。
    • 職能
      活動が行われた職能を指定します。
    • 勤務日
      作業を行った日付を指定します。
    • 時間タイプ
      通常のレート、時間外レートなど働いた時間のタイプを選択します。
    レート
    作業する社員、職能、または作業チームの時間当りレートの指定や修正を行います。選択した社員または職能に職能レートの定義がある場合は、[レート]は該当する時間当りレートで自動挿入されます。[作業チーム]を選択すると、[レート]は挿入されません。労働記録を提出すると、作業チームに属する各社員の職能レートが表示されます。

    選択した[社員]に職能レートの定義がある場合は、[レート]は社員の職能レートで挿入されます。選択した[社員]の職能レートが未定義の場合、選択した[レート]は選択した[職能]に定義済みの職能レートで挿入されます。指定した[作業チーム]に[レート]を入力すると、算出されたレートがゼロなら、システムは作業チームの各社員に定義した職能レートを上書きします。

    勤務時間数
    作業の実行に費やされた時間数を指定します。
    開始時間/終了時間
    作業オーダの活動のスケジュールを開始する時刻と終了する時刻を指定します。終了時間が深夜以降になると、2件のレコード済み労働レコードが作成されます。

    深夜労働を記録するには、[WOBKMIDN]組織オプションを[はい]に設定する必要があります。詳細はシステム管理者にお問い合わせください。

    設備
    多設備作業オーダの場合は次のオプションのどれかを指定します。
    • 特定の[設備]レコードを指定し、記録された労働を選択した[設備]とそれに対応する関連作業オーダに適用します。

      多設備作業オーダの記録済労働を修正しており、[設備]で[全設備]または特定の設備レコードを選択している場合、記録済時間数は分割され、作業オーダのすべての設備または選択した設備に対して修正が適用されます。

    • [全設備]を指定し、選択した作業オーダの活動に対し、記録済みの労働を作業オーダの各設備レコードに均等に分割します。処理の保存時に労働レコードが作成され、各関連作業オーダと選択した活動に適用されます。[勤務時間数]に入力した数字が[作業オーダ]ページの[設備]タブに追加された設備レコードの数で割られ、各設備に適用する記録済みの労働が決まります。多設備作業オーダに適用可能な[レート]は、すべての関連作業オーダにも適用されます。

      [勤務時間数]の残りは、[作業オーダ]ページの[設備]ページにある最後の設備レコードに適用されます。

      [設備]に[全設備]を選択し、少なくとも1つはステータスが[完了]または同等のユーザステータスの関連作業オーダがある場合、メッセージが表示され、関連作業オーダが[処理中]か[完了]、または同等のユーザステータスであるかに関わらず、労働時間数を処理中の関連作業オーダの設備だけに分割するか、あるいは全設備で分割するかを選択することができます。

      また[全設備]を選択していれば、労働記録処理に関連した作業オーダ転記の際、インストールパラメータCOMDAYSの設定は無視されます。

    • [WOヘッダ設備]を指定すると、記録済みの労働は作業オーダヘッダのみに適用されます。
  5. [送信]をクリックします。

    処理を送信すると、[勤務時間数]が複数の設備レコードに分割するとき、元の入力した記録済みの労働処理は表示されなくなります。代わりに、労働を分割した先の各設備で、記録済の労働処理が表示されます。