作業オーダにおけるツール使用量の記録

ツールとして定義された設備または部品に数量、使用時間数、部門情報を入力することにより、作業オーダのツール使用量を記録します。ツールの使用と関連付けられたコストは、ツール、部門、組織に定義したレートと使用量に基づいて自動計算されます。

作業オーダにツールの使用量を記録するには:

  1. [作業] > [作業オーダ]を選択します。
  2. ツール使用量を記録する作業オーダを選択し、[ツール使用量]タブをクリックします。

    作業オーダのステータスが[完了](または同等のユーザステータス)の場合、インストールパラメータTOOLDAYSの設定によって、作業オーダに対してツール使用量を追加/更新できるかどうかが決まります。

  3. [ツール使用量を追加]をクリックします。
    [活動-職能](作業オーダにある活動が1つだけの場合)、[部門]、[使用日]、[数量]、[使用時間数]、[予定数量]、[予定時間数]、[レート]、[コスト]が自動挿入されます。[レート]は[部門]、作業オーダの[組織]、[ツール]のデフォルトです。[コスト]は[数量]、[使用時間数]、[レート]の積として算出されます。
  4. 次の情報を指定します。
    ツール
    使用量情報を追加するツールを指定します。
    使用日
    ツールを使用した日を指定します。
    数量
    使用したツールの数量を指定します。
    使用時間数
    ツールを使用した時間数を指定します。

    インストールパラメータBOOKDATEは、ツールの時間を記録するときの[使用日]と[使用時間数]の入力処理方法を示します。

    設備
    作業オーダが多設備作業オーダの場合は、次のオプションのどれかを選択します。
    • [使用時間数]を分配する特定の設備を入力します。
    • 作業オーダの各設備レコードに[使用時間数]を均等に分配するときは、[全設備]を指定します。
    • 作業オーダヘッダ設備のみに[使用時間数]を適用する場合、[WOヘッダ設備]を指定します。

    [使用時間数]の残りは、[作業オーダ]フォームの[設備]ページの最後の設備レコードに適用されます。

    [設備]に[全設備]を選択し、関連作業オーダの中に[完了]ステータス(またはそれに相当するユーザステータス)があるとき、ツール使用のコストを全設備に分配するか処理中の関連作業オーダのみで分けるかが選択できるメッセージが表示されます。

    また[全設備]を選択していれば、ツール使用量処理を転記する際、インストールパラメータTOOLDAYSの設定は無視されます。

    ツール使用リストで[使用]と表示された値は、ヘッダの作業オーダと活動の関連作業オーダすべてに発行されたツールの数量を示します。

    活動-職能
    ツールを使用した作業オーダの活動と職能を指定します。
    部門
    ツールを使用した作業オーダの部門を指定します。
  5. [送信]をクリックします。

    予定したツールをインポートするには、[予定ツールをインポート]をクリックします。作業オーダにスケジュール設定された全ツールがインポートされます。作業オーダが多設備作業オーダの場合、作業オーダヘッダのレコードが0の[使用時間]で作成され、関連作業オーダ別にツール使用量レコードが作成されて、ツールの[使用時間]が関連作業オーダ間で均等に分割されます。