クイック終了ページの作業オーダを終了

完了した作業オーダは、[作業オーダクイック終了]ページで素早く終了します。作業オーダ番号を入力すると、[完了]のステータスが自動的に入力され、その日の日付が完了日として入力され、手早く作業オーダを終了できます。また、このページでは作業オーダの情報を更新したり、作業オーダの活動に時間の追加を記録することもできます。

予防保全作業オーダを終了する場合、予防保全作業オーダが複製でない場合、次の予防保全作業オーダが生成されます。

作業オーダは[終了]タブでも終了できます。

作業オーダを終了」をご覧ください。

[作業オーダクイック終了]ページで作業オーダを終了するには:

  1. [作業] > [WOクイック終了]を選択します。
  2. 次の情報を指定します。
    作業オーダ
    終了する作業オーダのオーダ番号を指定します。

    作業オーダの説明、[組織]、[新ステータス]として[完了]が自動挿入されます。

    設備
    作業が行われた設備を指定します。

    作業オーダが多設備作業オーダの場合、(作業オーダヘッダの)[設備]は保護され、変更できません。

    新ステータス
    作業オーダの新しいステータスに[完了]を選択します。

    子が関連付けられたテンプレート標準作業オーダを閉じると、関連付けられた子作業オーダがすべて再計算され、ステータスが更新されます。順番が最後の子作業オーダを閉じると、すべての子作業オーダの開始依頼日と終了依頼日が再計算されます。

    親作業オーダは、すべての従属子作業オーダが終了するまでは終了できません。

    開始日
    作業が開始された日時を指定します。
    完了日
    作業を完了した日付を指定します。
    ダウンタイムコスト
    生産処理に対するダウンタイムコストを指定します。
    ダウンタイム時間数
    設備が停止状態にあった時間数を指定します。
    問題コード
    作業が必要となった問題のコードを指定します。
    不具合コード
    設備または構成要素が不具合となった理由を指定します。
    原因コード
    部品の故障の根本的な原因など、問題の原因コードを指定します。
    作業コード
    問題を解決するために行う作業を指定します。
    処理済コメント
    作業オーダについての処理済コメントを入力します。

    作業オーダに追加時間を記録するには、次の情報を指定します。

    活動-職能
    労働時間を記録する作業を行う活動-職能を選択します。

    [活動-職能]を選択すると、[作業オーダ]が一時的に保護され、時間数の記録処理中に間違って変更されないようにします。記録済時間数が保存されるか、クリアをクリックすると、[作業オーダ]が有効になり、[活動-職能]はクリアされます。ただし、[活動-職能]を手作業でクリアした場合は、[作業オーダ]は保護されたままになります。

    選択した[作業オーダ]が多設備作業オーダの場合、フォームの詳細セクションにある[設備]は有効になり、指定する必要があります。多設備作業オーダの[活動-職能]をクリアすると、[設備]、[設備組織]、[関連作業オーダ]もクリアされます。

    社員
    時間を記録する作業を行う社員を指定します。
    日付
    作業を行った日付を指定します。
    設備
    作業オーダが多設備作業オーダの場合は、次のオプションのどれかを選択します。
    • 全設備
      作業オーダの各設備レコードに記録した労働を均等に分配するときは、[全設備]を入力します。処理の保存時に労働レコードが作成され、各設備の各関連作業オーダおよび選択した活動に適用されます。多設備作業オーダに適用可能な[レート]は、すべての関連作業オーダにも適用されます。

      [勤務時間数]の残りは、作業オーダに最後に追加された設備レコードに自動的に適用されます。

      設備に[全設備]を選択し、関連作業オーダの中に[完了]ステータス(またはそれに相当するユーザステータス)があるとき、労働時間を全設備に分配するか処理中の関連作業オーダのみで分けるかが選択できるメッセージが表示されます。

      また、[全設備]を選択していれば、労働記録処理を書き込む際にインストールパラメータCOMDAYSの設定は無視されます。

    • WOヘッダ設備
      [WOヘッダ設備]を入力し、記録済み労働をWOヘッダにのみ適用します。
    • 設備
      特定の[設備]レコードを入力し、記録された労働を選択した[設備]とそれに対応する[関連作業オーダ]に適用します。[設備組織]に値が自動的に挿入されます。[関連作業オーダ]にも、選択した[設備]レコードの値が指定されます。

      作業オーダの設備への追加と作業オーダコストの分配」をご覧ください。

    時間タイプ
    時間当りレート、時間外レート、記録の修正など、働いた時間のタイプを選択します。
    時間数
    作業の実行に費やされた時間数を指定します。
    終了時間
    作業オーダの活動のスケジュールを開始する時刻と終了する時刻を指定します。
  3. [時間を保存]をクリックします。
  4. 作業オーダの活動に対する追加時間を記録するには、必要に応じて次の手順を繰り返します。
  5. [レコードを保存]をクリックします。