調整と顧客契約の関連付け

最初の契約請求の定義を設定した後で請求書に調整が必要な場合は、顧客契約に調整を関連付けます。調整は、顧客の苦情、返品前の設備損傷の発生後、または追加料金が必要な場合に必要です。

調整を顧客契約に関連付けるには:

  1. [作業] > [顧客管理] > [顧客契約]を選択します。
  2. 調整を関連付ける顧客契約を選択し、[調整]タブをクリックします。
  3. [調整を追加]をクリックします。
  4. 次の情報を指定します。
    契約品目
    調整に関連付ける契約品目を指定します。契約品目の説明、[契約品目組織]、[請求額]、[請求税額]が自動挿入されます。システムは、選択した契約品目に関連付けられている[設備]、[プロジェクト]、または[作業オーダ]も自動入力します。
    注

    [契約品目]が入力されている場合、システムは、契約品目コスト部品を調整して請求します。入力がないときは、システムは顧客契約ヘッダレベルを調整して請求します。

    調整
    顧客契約または契約品目に関連付ける調整を指定します。調整は[調整]フォームで定義します。[調整組織]は自動挿入されます。
    数量
    請求書に適用する調整の数を指定します。
    税金コード
    調整に指定し、請求書の税額を計算するための税金コードを入力します。
    調整タイプ
    調整を分類する場合に選択します。
    注

    [請求割引]または[契約割引]は、システムタイプであるため、手動で選択できません。

    日付
    調整の請求日を選択します。
    ステータス
    調整のステータスです。
    注

    システムは請求処理で承認済みの調整だけを選択します。請求書を発行し、システムが請求書のステータスを変更したら、請求書番号を参照用に調整レコードに追加します。

    コメント
    調整に適したコメントがあれば入力します。
    レート
    調整にレートを指定します。システムは、[総額]を自動入力します。
    注 総額=数量*レート

    値を入力する必要はありません。[レート]が空欄の場合は、[総額]が自動的に0(ゼロ)に設定されます。[数量]が空欄の場合は、[総額]は入力した[レート]と等しく自動設定されます。

    為替レート
    顧客の請求書に外貨が指定された場合、システムが調整に使用する為替レートを指定します。
    注

    システムが適切な為替レートを検索します。調整日が過去の日付の場合は、システムがその日に適した為替レートを検索します。日付が未来の場合は、本日の日付が使われます。契約品目が選択され、契約品目に[固定為替レートの使用]が選択されている場合、システムは契約品目のデフォルト為替レートを使用します。

  5. [送信]をクリックします。
    選択した調整の作業オーダを作成するには、[WOを作成]をクリックします。[WO組織]を選択してから[送信]をクリックします。