テストポイントデータのインポート

類似した機器または校正レコードを通してテストポイントが複製されるなら、既存の設備、カテゴリ、または作業オーダからテストポイントデータをインポートして時間を節約することができます。

テストポイントは、複数のレコードから、または複数のレコードに同時にインポートすることはできません。

資産、ポジション、システム、カテゴリレコード、または作業オーダから作業オーダにテストポイントをインポートできます。しかし、作業オーダから資産、ポジション、システム、またはカテゴリにテストポイントをインポートできません。

テストポイントをある作業オーダから別の作業オーダにコピーする場合、[デバイス計測値]、[偏差]、テストポイントの[ステータス]はコピーされません。「調整後」データはコピーされません。

インポートするテストポイントの少なくとも1つがインポート先のレコードにすでに存在する場合は、警告メッセージが表示され、重複しないようにインポートするテストポイントが再順番付けされます。次に、必要に応じて修正できます。

関連付けられたテストポイントがないレコードからはインポートできません。組織がユーザに関連付けられていないレコードからもインポートできません。

作業オーダから作業オーダにインポートする場合、組織がインポート先の作業オーダ組織と一致しないレコードからはインポートできません。

[精度]がインポート先のレコードの[精度]未満のカテゴリ、資産、ポジション、システム、作業オーダは[精度]からのテストポイントのインポートには使用できません。

カテゴリか設備から作業オーダにテストポイントをインポートする場合、[作業オーダ]フォームの[校正]ページに表示されるように、[パーセント]で定義されたテストポイントの許容範囲が必ず絶対値に変換されます。この変換は、別の作業オーダからテストポイントをインポートする場合は必要ありません。これは、作業オーダのテストポイント許容範囲はすでに絶対値に変換されているからです。

  1. 次のオプションのどれかを選択します。
    • [設備] > [設定] > [カテゴリ]
    • [設備] > [資産]
    • [設備] > [ポジション]
    • [設備] > [システム]
    • [設備] > [設備構成] > [設備構成]
  2. カテゴリ、設備、または設備構成を選択してから、[テストポイント]タブを選択します。

    テストポイントデータは、[作業オーダ]画面の[校正]タブでもインポートできます。

  3. [操作]をクリックし、[テストポイントのインポート]をクリックします。
  4. テストポイントデータが資産、カテゴリ、ポジション、またはシステムからインポートされるかどうかを指定してから、特定の資産、カテゴリ、ポジション、またはシステムを選択します。
  5. [WOヘッダ]または[テストポイント]からの設備を使用するかどうかを指定します。このオプションは、ある作業オーダから別の作業オーダへのインポート時にのみ利用できます。
  6. インポートするテストポイントを選択します。
  7. [テストポイントのインポート]をクリックします。