EAMでのマップ検索の実行

マップ検索を実行し、1つのレイヤで設備を検索します。詳細検索オプションを有効にし、複数のレイヤから設備を検索します。さらにGISフィルタの適用や、選択した各レイヤに検索半径の指定も可能です。

注

インストールパラメータGISSERV、GISGEOSVの設定により、マップ検索機能の表示や機能が異なる場合があります。

この画面の機能をすべて利用するにはArcGISサーバに公開されたGISSERVをマップサービスRESTエンドポイントURLに設定し、GISGEOSVを[ジオコード]サービスRESTエンドポイントURLに設定する必要があります。インストールパラメータは次のフォーマットに従って設定します。

GISSERVには次のフォーマットを使用します。 
http://<arcgisserver:port>/arcgis/rest/services/<servicename>/MapServer
GISGEOSVには次のフォーマットを使用します。 
http://<arcgisserver:port>/arcgis/rest/services/<servicename>/GeocodeServer

  1. [設備] > [GISマップ検索]を選択します。
    注

    インストールパラメータGISSERVとGISGEOSVの設定により、マップ検索オプションが表示される[GISマップ検索]画面、またはマップが表示される[詳細情報]が開きます。

    ｢EAMでのGISマップ検索の実行｣をご覧ください。

  2. [検索]をクリックします。
    注

    GISSERVがRESTエンドポイントURLに設定されている場合、マップが読み込まれ、マップツールバーが表示されます。マップツールバーに検索アイコンが表示されます。

    フィルタ基準を指定してから[検索]をクリックし、マップレコードを検索します。下部に使用可能な[オプション]のドロップダウンを備えた[GIS属性]フローティングポップアップ画面が表示されます。

  3. 次の情報を指定します。
    マップ
    検索を実行するマップを指定します。
    注

    [マップ]を利用可能にするには、インストールパラメータGISMAPSの設定を[組織]か[部門]にする必要があります。

    検索対象
    注

    [住所]、[通り]、[設備]、[資産]、[ポジション]、または[システム]で同様の文字を含む全レコードを検索するには「%」を入力します。

    たとえば文字「M」で始まる資産を全て検索する場合は、[資産]に「M%」と入力します。「PMP」という文字列を含む全ポジションを検索するには、[ポジション]に「%PMP%」と入力します。

    次のオプションのどれかを選択します。
    オプション 説明
    住所 [通り]フィールドと[ゾーン]フィールドが表示されます。検索する住所またはゾーンの場所を指定します。
    注

    交差点を検索する場合は、インストールパラメータGISINTRSで定義した適切な区切り文字を使用して、通りの名前を入力します。たとえばMain & Broadway(メイン、ブロードウェイは交差する通りの名前)という具合です。

    設備 [設備]フィールドが表示されます。Infor EAMの設備検索が挿入されます。そこにあるのはインストール済みで使用中であり、ユーザが権限を持つ組織と関連付けられたGIS統合設備レコードです。検索する設備を指定します。
    資産 [資産]フィールドが表示されます。Infor EAMの資産検索が挿入されます。そこにあるのはインストール済みで使用中であり、ユーザが権限を持つ組織と関連付けられたGIS統合資産レコードです。検索する資産を指定します。
    ポジション [ポジション]フィールドが表示されます。ポジション検索が挿入されます。そこにあるのはユーザが権限を持つ組織と関連付けられたGIS統合ポジションレコードです。検索するポジションを指定します。
    システム [システム]フィールドが表示されます。システム検索が挿入されます。そこにあるのはユーザが権限を持つ組織と関連付けられたGIS統合システムレコードです。検索するシステムを指定します。
    注

    [設備]、[資産]、[ポジション]、あるいは[システム]で線状設備レコードを入力したときは、マップで設備の[最初のポイント]と[最後のポイント]を編集します。

    Dataspy
    Dataspyを選択します。
    注

    Dataspyを作成する場合は、[編集]をクリックします。

    バッファレイヤ
    住所検索を行う場合は、検索する設備が存在するレイヤを選択します。
    使用中のレイヤ
    設備、資産、ポジション、あるいはシステムの検索を行う場合は、検索を開始するレイヤを指定します。
    注

    可能な場合は、検索する設備、資産、ポジション、またはシステムレコードの[使用中のレイヤ]がデフォルトで自動選択されます。この[使用中のレイヤ]を編集すると、検索結果が返されなくなります。

    GISフィルタ
    指定したレイヤに対するGISフィルタを選択します。
    注

    GISフィルタを作成する場合は、[編集]をクリックします。

    半径
    検索半径を入力し、その測定単位(フィート、メートル、キロメートル、マイル)を右のフィールドで指定します。
    注

    線状設備レコードを検索する場合は、マップ上の線状設備レコードの周囲にバッファを作成するための半径と単位を入力します。線状設備レコード上の最初と最後のポイントの間に来るGIS統合設備レコードがすべて検索されます。

  4. 任意で[詳細検索を有効化]チェックボックスを選択して追加でバッファレイヤを選択し、必要に応じてレイヤごとに[GISフィルタ]と[半径]を指定します。追加品目を足すには[品目を追加]をクリックします。最大10品目まで追加できます。
  5. [周辺検索]チェックボックスを選択すると、選択したバッファレイヤに対して、統合されていないものも検索されます。
    注

    これはLRSマップにのみ表示されます。

  6. [検索]をクリックします。検索結果は設備グリッドリストとマップ上に表示されます。特定のレコードを選択し、[左に開く]をクリックして画面にレコードを開きます。
    注

    ジオコードサービスを使用していて、[住所]に通りの名前と番地を入力したとき、ジオコードサービスと[住所ロケーター]の構成によっては検索基準を満たす住所が返されることがあります。ArcIMSによって戻される場合があります。複数の住所が検索基準を満たす場合は、[住所の一致]ポップアップが表示されます。このポップアップウィンドウには検索基準と一致した住所が表示され、ジオコードサービスと[住所ロケーター]の構成から各住所に割り当てられる[一致率]が表示されます。[一致率]が100に近ければ近いほど、対応する住所がユーザの捜す住所である可能性が高まります。マップに表示する住所(複数可能)を選択し、[送信]をクリックします。マップが表示されます。

    線状設備レコードを検索する場合は、[最初のポイント]と[最後のポイント]で定義する設備レコードの長さと、線状設備レコードのバッファ内に当てはまるGIS統合設備レコードが強調表示されます。

    メニューバーから[GISマップ検索]フォームを開いた場合は、設備レコードをダブルクリックすると、レコードの詳細が表示されます。

  7. 設備に関連付けられた作業オーダを表示するにはグリッドから設備を選択して右クリックし、コンテキストメニューを開きます。[WOを表示]を選択します。作業オーダがフローティンググリッドに表示されます。
    任意で概要グリッドを拡大し、[操作]メニューを使用して[WOを表示]オプションを選択します。

    作業オーダグリッドを表示しないときは、グリッドをクリックして[WOを非表示]を選択します。