データウェアハウスのロード処理のアクティブ化

データウェアハウスのロード(DWTL)ジョブを有効にして、システムがデータウェアハウスETL処理を実行できるようにします。ETL処理は、ETL処理のスケジュールパターンを示すDWTLジョブ設定に基づいて実行されます。DWTLジョブ設定に指定された設定値は、[実行パラメータ]フォームに指定された実行パラメータ設定と連動して働きます。

データウェアハウス実行パラメータの設定」をご覧ください。

ETL処理の実行頻度、処理の実行時間、および、処理動作(ロードまたは削除)は、DWTLジョブ設定と実行パラメータ設定の組合せにより決まります。したがって、ETL処理を実行する際には、あらかじめ、DWTLジョブを有効にしておく必要があります。

DWTLジョブのデフォルトの実行時刻は1:00AMです。これと異なる実行時刻を指定するには、データベース管理者にデータベース中の該当する値を再設定してもらう必要があります。詳細については、データベース管理者にお問い合わせください。

データウェアハウスのロード処理を有効にするには:

  1. [管理] > [データ収集] > [ジョブ設定]を選択します。
  2. [データウェアハウスのロード(DWTL)]ジョブを選択します。
  3. [使用中]をクリックして [次の実行]で指定した日時にDWTLジョブを開始できるようにします。
  4. []、[]、[曜日]、[時間]、および[]を使用して、スケジュールパターンを表示します。

    通常スケジュールパターンは数値になりますが、次の文字も使用することができます。

    文字 説明
    *(アスタリスク) すべての日、月、時間および分を示します。たとえば、「曜日」をアスタリスクにすると、システムがジョブを毎週その日に実行することになります。
    ,(コンマ) 日、月、時間および分のリストを区切ります。たとえば、31、12、0、0は12月31日午前12時0分を示します。
    -(ハイフン) 範囲を指定します。たとえば、10-12は10時、11時および12時を示します。
    /(スラッシュ) 増分値を指定します。たとえば、0/15分は0分、15分、30分および45分という意味です。
    L 最終日を示します。たとえば、日=Lは月の最終日と等しくなります。

    詳しい例は、次の表をご覧ください。

    月内日付 曜日 時間 説明
    * * * 0 5 毎日午前0時5分に実行します。
    * * 1-5 22 0 毎週平日の午後10時に実行します。
    * * * 0-23/1 0 毎日毎時間実行します。
    3-12/3 L * 1 0 四半期ごとに各週の最終日午前1時に実行します。
  5. [送信]をクリックします。

    Analyticsのデータロードを実行したい場合は、AETLジョブを有効にする必要があります。AETLジョブはDWTLジョブの後に実行され、Analyticsデータを、データウェアハウスのAnalyticsテーブルからのテーブルにロードします。

    また、ジョブAnalyticsの実行を可能にするには、Infor EAM[インストールパラメータ]フォームの設定も変更する必要があります。を起動している場合には、[製品]パラメータを[両方]に、SQL Server向けにのみを起動している場合には、Infor EAM[製品]パラメータをInfor EAM[EXTSQL]に、Oracle向けにのみを起動している場合には、[製品]パラメータを[EXTORCL]に設定します。