作業オーダに追加して線状経路設備をトレースするには:

既存の作業オーダに追加することで、選択した線状設備および関連設備すべての多設備子作業オーダを作成します。経路から経路へトレースするセグメント、通行権、分岐ポイント、経路を含む線状設備に対して事前に定義された関係を使用する、新しいトレースを開始する、または生成する関連作業オーダに含まれる関連設備を選択します。設備のレコードが、指定した経路に関連付けられている(線状参照)場合、その設備は関連していると見なされます。

作業オーダの経路設備をトレースするには:

  1. [作業] > [作業オーダ]を選択します。
  2. 経路設備をトレースする作業オーダを選択し、作業オーダレコードの上で右クリックして[経路をトレース]を選択します。
  3. 線状設備をトレースする[経路]を指定します。
  4. 作業を実施する経路の物理的な長さや距離を設定するには、この情報を指定します。
    開始参照ポイント
    作業が開始される経路の原点または開始ポイントを指定します。
    終了参照ポイント
    作業を完了する経路の終了ポイントを指定します。
  5. 必要に応じて、[参照ポイント詳細]セクションで、作業を実施する経路の参照ポイントをより正確に示すには、この情報を指定します。
    開始オフセット
    原点ポイントのオフセット、すなわち、作業の開始ポイントから参照ポイントまで、オフセットする距離を指定します。
    開始オフセット%
    別の方法として、2つの参照ポイント間のパーセントを入力して、間接的にオフセットを指定します。
    開始オフセット方向
    北や南など、原点ポイントを基準にしたオフセットの方向を指定します。
    終了オフセット
    セグメントのオフセットの終了ポイントを指定します。つまり、線状設備レコードの終了ポイントからのオフセット距離を指定します。
    終了オフセット
    終了ポイントをオフセットするパーセントを指定します。
    終了オフセット方向
    たとえば「東から西へ」など、終了ポイントが線状設備レコードからオフセットされる方向を指定します。
  6. オプションで、追加参照詳細セクションで、作業を開始する座標をマップするためにこの情報を指定します。
    開始X座標
    マップ上で作業の開始ポイント、つまり作業の原点のX座標を指定します。
    開始Y座標
    マップ上で作業の開始ポイント、つまり作業の原点のY座標を指定します。
    開始緯度
    マップ上で作業の開始(最初の)ポイントの緯度を指定します。
    開始経度
    マップ上で作業の開始(最初の)ポイントの経度を指定します。
    開始関係タイプ
    平行、垂直、交差、オーバーパスなど、作業の開始ポイントの関係タイプを指定します。
    開始水平オフセット
    たとえば、消火栓が消火栓を開始ポイントにして道路の端から40フィート離れているなど、作業の水平距離を指定します。
    開始水平オフセットタイプ
    北、南、右、左など、水平オフセットのタイプを指定します。
    開始垂直オフセット
    たとえば、信号が信号を開始ポイントにして道路の上20フィートにつり下げられているなど、作業の垂直距離を指定します。
    開始垂直オフセットタイプ
    開始ポイントまたは終了ポイントについて、上、下、地下など、垂直オフセットのタイプを指定します。
  7. オプションとして、追加参照詳細セクションで、作業を終了する座標をマップするためにこの情報を指定します。
    終了X座標
    マップ上で作業の終了(最後の)ポイントのX座標を指定します。
    終了Y座標
    マップ上で作業の終了(最後の)ポイントのY座標を指定します。
    終了緯度
    マップ上で作業の終了(最後の)ポイントの経度を指定します。
    終了経度
    マップ上で作業の終了(最後の)ポイントの緯度を指定します。
    終了関係タイプ
    平行、垂直、交差、オーバーパスなど作業の終了(最後の)ポイントの関係タイプを指定します。
    終了水平オフセット
    たとえば、消火栓が道路の端を終了ポイントにして道路の端から40フィート離れているなど作業への水平距離を指定します。
    終了水平オフセットタイプ
    終了ポイント(最後のポイント)の北、南、右、左など、水平オフセットのタイプを指定します。
    終了垂直オフセット
    たとえば、信号が道路を終了ポイントにして道路の上20フィートにつり下げられているなど作業への垂直距離を指定します。
    終了垂直オフセットタイプ
    終了ポイント(最後のポイント)の上、下、地下など、垂直オフセットのタイプを指定します。
  8. [送信]をクリックします。関連作業オーダはグリッドの各レコードに作成されます。
  9. 必要に応じてトレースを修正するには、[操作]を選択してから次のオプションの1つを選択します。
    オプション 説明
    新しいトレース 他の線状設備レコードに沿って新しいトレースを開始します。
    トレースを継続 グリッドで選択したレコードのトレースの継続で、別の関連線状設備(経路)に分岐します。
    通行権の全経路を追加 [通行権]に添付れされた[経路]とマークされた設備レコードをすべて追加します(作業オーダヘッダ設備が通行権の場合)。
    関連設備を追加 選択した経路の関連する設備レコードを作成する関連作業オーダのリストに追加します。